ガラスの仮面 ストーリー1

単行本(もしくは文庫本)として正史になった、ガラスの仮面のストーリーを簡単にまとめていきます。あらすじの後にメモとして、そのストーリーで抑えておきたい場面や名台詞、感想なども追記してあります。   ストーリー1は、劇団つきかげ入団から解散までです。 以下ネタバレがあります!
 

1.千の仮面をもつ少女

  • 中華料理屋に母と住み込みで働く北島マヤは、もともとテレビドラマを見るのが大好きです。近所の劇場で行われる「椿姫」の舞台切符を執念でもぎとったマヤは、観劇後演劇の魅力にとりつかれます。この舞台観劇で、主演女優の娘 姫川亜弓を見かけたり、大都芸能の社長令息 速水真澄と出会ったりがあります。月影先生(月影千草)は観劇前に登場しています。
  • 観劇後のクラス演劇では、マヤは道化のビビを熱演し、その圧倒的な演技でクラスメイトをおののかせます。もっと演技をしてみたい一心で、マヤは劇団オンディーヌに顔を出します。そこで姫川亜弓と桜小路優と知り合います。これで主要人物がほとんど出揃ったことになります。
  • 劇団オンディーヌでは、マヤと姫川亜弓のはじめての演劇対決があります。この時点では亜弓さんの圧勝ですが、亜弓さんはマヤに才能の片鱗を見ます。
  • 幻の舞台「紅天女」の上演権を月影千草がもっていること、その上演権を大都芸能の速水真澄と劇監督の小野寺が狙っていることが、読者に明かされます。
  • マヤは、月影先生の主催する「劇団つきかげ」に入団し、女優になることを決意します。そのために家を出て、劇団つきかげの寄宿舎に住むことになります。
  • 文庫本1巻に対応
 

メモ

  • 月影先生の名言「おそろしい子!」が早くもでています。
  • 椿姫を見に行くために、マヤは1人で大晦日に120軒の出前をこなしたり、真冬の海に飛び込んだりと飛ばしています。びびった杉子さん(下宿している中華料理屋の娘)の台詞「きちがい… きちがいだわ この子…」は、不適切な表現だということで後の巻では「な…なによ どうかしてるわこの子…」に差し替えられました。
  • 初登場時の速水真澄のネクタイ柄が、派手なバラなのも注目です。

2.若草物語

  • 劇団月影に入団したマヤは、その才能で徐々に周囲に認められていきます。
  • 家出したマヤを母親が連れ戻しにきます。帰らないマヤに熱湯をかける母親から、月影先生がかばってくれます。
  • 紅天女を目指す姫川亜弓は、月影先生が設立した劇団が気になり様子をみにやってきます。マヤとの2度目の演劇対決があり、マヤが押しきります。
  • 劇団の初演劇「若草物語」で、主役級キャストの1人ベスを演じることになりました。上演当日、高熱を出しながらもベスを演じきったマヤに心を動かされ、マヤに紫のバラでつくった花束を送ります。「紫のバラの人」誕生です。
  • I公園(井の頭公園がモデル)でアルバイトするマヤのところに桜小路くんが立ち寄ってくれます。
  • 文庫本1巻~2巻に対応

メモ

  • 紫のバラの人から送られるプレゼントに添えられるメッセージの決まり文句「あなたのファンより」初出です。

3.たけくらべ

  • 劇団つきかげは、演劇コンクールでの優勝を目指すことになります。紅天女の上演権を狙う大都芸能は、裏から手を回して「若草物語」の酷評をメディアに載せました。そのため、劇団のつきかげのスポンサーは、演劇コンクール で優勝できなければ劇団つきかげに出資した5000万円を返してほしいと告げます。この条件が満たせない場合は、劇団つきかげは解散するしかありません。
  • コンクールの東京地区予選で、劇団つきかげではマヤが、劇団オンディーヌでは姫川亜弓がそれぞれ主演に決まりました。そして、2つの劇団は同じ演目「たけくらべ」を上演することになりました。マヤの熱演の甲斐あって、両劇団とも1位入賞で全国大会へ駒をすすめます。
  • このやりとりを通して、マヤは速水真澄が劇団つきかげに対して妨害を行ったことを知ります。この時点まで速水真澄に敵意をもっていなかったマヤですが、以後は彼に対して反発し続けます。
  • 文庫分2巻~3巻に対応

メモ

  • 速水真澄は、陰ながらマヤを応援し、紫のバラやチョコレートなどを楽屋に送ります。一方で、顔を合わせた時は「おチビちゃん(”お”が付くのは初出時だけですが)」などと呼んでからかいます。
  • たけくらべの主役 美登利の演技に悩むマヤを、月影先生は物置に閉じ込めて特訓します。月影先生のスパルタ教育をここまで見続けると、もはやこの程度では違和感を感じなくなります。
  • 2つの劇団の同じ劇が長く表現されるので、演技の違いはありますがやはり冗長だと私は思います。

4.ジーナと5つの青い壺

  • 演劇コンクールの全国大会で、劇団つきかげは「ジーナと5つの青い壺」を演じることになります。しかし、マヤだけが重用されることに疑問をいだく劇団つきかげメンバーの裏切りと小野寺の策略により、マヤはたった1人で舞台に立つことになります。なんとか演じきるマヤによって、劇団つきかげは一般投票で一位をとります。しかし、小野寺の異議申立てにより、最終審査では審査対象から外されてしまいました。劇団つきかげは、解散に追い込まれてしまいます
  • マヤと桜小路くんの仲が進展します。劇団オンディーヌの舞台に向けて憔悴していく亜弓さんに寄り添う桜小路くんを見て、マヤはショックを受けます。一方桜小路くんは、ずっと前からマヤのマヤの好きだったと告白します。
  • 小野寺の陰謀のため帰ってこない月影メンバーを、マヤは雨の中待ち続けます。心を痛めた速水真澄はマヤに上着を差し出しますが、振り払われてしまいます。
  • 劇団つきかげの寄宿舎を追い出されたマヤは、劇団員の青木麗たちとともに古いアパートに移ることになります。体調を崩した月影先生も、同じアパートに住みます。
  • 全国大会に、北海道代表で「劇団一角獣」が登場します。劇団一角獣はこの後もたびたび出てきます。
  • 文庫本3巻に対応

このストーリーの続きはガラスの仮面 ストーリー2 「ガラスの仮面」の簡単な紹介はガラスの仮面 迷走の歴史1 「ガラスの仮面」の40年近くに及ぶ歴史についてはガラスの仮面 迷走の歴史2 でレビューしました。 ※当ブログの文章の転載はご遠慮ください

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