St.パイナップル・ムーン

St.パイナップル・ムーン 1 (小学館文庫 おB 15)

データ

作品名

St.パイナップル・ムーン

著者

おおや 和美

巻数

全5巻(現在は文庫版で全2巻)

出版社

小学館

掲載誌

別冊少女コミック

出版年

1993年

おすすめ度

★★★☆☆

これから読まれる方へ

なるべくネタバレのないあらすじ

イギリスの女子校で清らかな寮生活を送っていたヒロイン円 真昼(まどか まひる)は、両親の気まぐれによって突然、単身で日本に帰国して高校に通うことになります。日本では、知り合いもいない寮「月光館」で生活することに。月光館はなんと男子専用寮で、男の子に免疫のない真昼は戸惑うことばかり。月光館に住む5人の男の子はみんなそれぞれ個性的で、悩みや事情を抱えた子もちらほら。真昼は持ち前のおせっかいさで、そんな彼らの力になりたいと奮闘します。騒動を重ねていくうちに、気になる男の子もでてきて…… という正統派の少女漫画です。   また、物語を通したミステリーとして、真昼の後見人で月光館のオーナーでもある十六夜(いざよい)さんの正体があります。十六夜さんは月光館の住民たちの前になかなか姿をみせてはくれないのですが、住民たちの危機には秘書や管理人を通して力になってくれる謎の存在です。タイミングよく月光館の事情を把握しているらしい彼は、月光館の住民の中にいるのか、それとも……?その正体は終盤まで、二転三転します。   各エピソードの続きも十六夜さんの正体も気になって、どんどん読み進めてしまうこと間違いなしです。   St.パイナップル・ムーン 2 (小学館文庫 おB 16)   以下ネタバレあり!  

また読みたくなった方用

月光館の住人は、初期では以下の人たちです。
  • 春日 英雄    ぶっきらぼうだけど本当は優しい男の子。真昼の同級生。今は部活には入っていないようですが、中学校時代はバスケ部で活躍していた様子です。なぜバスケをやめてしまったのでしょうか?
  • 秋元 亘     いろんな人から告白されるけど、いまいち誰にも本気になれないプレイボーイ。作中では英雄が気になっている様子をみせますが、本当は真昼のことが好きです。真昼の気持ちを尊重して、英雄との仲をとりもとうと密かにがんばってくれることも。健気です。
  • 夏目 勇気    元気で活発な男の子で、住民では唯一の中学生。意外な有名人の知人がいます。彼が最初に彼女をつくるとは意外でした。
  • 天野 月彦    月を見るのが好きな18歳で、住民の男の子の中では最年長。穏やかな人柄で、月光館の癒やしです。月を見るため十六夜さんの部屋に入り浸っていることもあり、彼が本当は十六夜さんなのではないかと思わせるシーンがいくつかあります。物語の後半では、彼の兄弟が大きく関わってきます。
  • 冬間 総一郎  メガネをかけたインドア系の少年。実はこっそり小説を書いています。イギリスでの真昼の友人、ステラと地味な彼がくっつくとは意外でした。
  • 星影 冴子    月光館で住民の世話を焼いてくれるお手伝いさん。一見怖そうですが、住民のことをきちんと考えて助けてくれます。
  途中で総一郎くんが月光館から抜けてしまったのは寂しかったですが、終盤では遊びに来てくれましたね。新しい住民も入ったことですし。   十六夜さんの正体をかくのはさすがに遠慮しておきます。    

個人的な感想

本当は真昼を好きなのに、無理して英雄が好きなふりをする亘が本当にいじらしくて、応援したくなりました。作者も同じ気持ちだったのか、そんなファンレターが多かったのかわかりませんが、ちゃんと番外編で幸せになっていました。   月彦さんも、ウェーブの入った綺麗な長髪で穏やかな性格が好みでした。十六夜さん候補の1人であるので、謎が多い設定でもあり気になる存在です。   十六夜さんの正体が気になって、毎月楽しみに読んでいた記憶があります。  

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